アグニを育てるスパイス菜食教室 2024<夏 5-8月>全4回

アーユルヴェーダで最も大切なコンセプト「アグニ（消化の力）」にフォーカスし、毎月観察しながら消化力を健康的に整え、eatreat.らしいワンプレートの菜食料理を丁寧にお伝えします。

純粋に菜食のレシピを増やしたい方もお気軽にご参加ください。アーユルヴェーダの食事法で大事にしている「六味を味わう」に忠実に、6種類のレシピで作るワンプレートを毎回お伝えします。

概要

5〜8月の夏のクラスでは、途中で夏至を迎え、アグニは一年で一番低い季節を迎えます。世界は陽気に満ちていますが、元気とは裏腹に身体は重たいものを消化しにくいタイミング。体力を落とさない程度に、消化に優しいベジタリアンレシピを学びましょう。
アグニの種類の中でもストレスやアルコールを代謝する肝臓あたりのアグニ「マンダ・アグニ」にフォーカスして座学をお届けしていきます。

受講方法

購入後、こちらの講座のテキストと動画について、ご案内のメールをお送りします。
そのメールの案内に従って、視聴をお願い致します。

動画の構成

動画は「座学（45分）」「料理（45分）」で構成されています。

月ごとのテーマとレシピ

＊5月

-座学（45分）

座学では夏コースのテーマである肝臓で細やかに代謝する「ブータ・アグニ」の概論を。
このアグニと、貧血や疲れやすさがどう関連しているかをお話ししています。

• アグニの種類とアグニの仕事
• 肝臓で消化する火「ブータ・アグニ」
• ブータ・アグニを大切にする食生活

-料理（45分）

• バジルのスッキリスープ
• ベジモモ
• ベジモモのソース
• ヤングコーンのトーラン
• 厚揚げのスパイス焼き
• 人参のハルワ(デザート)

＊6月

-座学（45分）

梅雨入りすると、その影響はアグニにも及びます。未消化物が溜まりやすくなった時、どのように排出すればいいか身近な食生活のポイントをご紹介しました。

• 雨季に溜まるアーマとPittaドーシャ
• 雨季に溜まるアーマの排出

-料理（45分）

• ギーのホットサンド
• キャベツのアチャール
• ココナッツチャツネ
• さつまいもとフェンネルのスープ
• 緑豆とズッキーニのコルマ
• 梅のシロップを使ったデザート

＊7月

座学（45分）

暑くなってきて大気中に増えるPittaドーシャは体内のドーシャバランスにも影響を与え、主に血液の質や状態が悪くなりやすくなります。そうならないようにPittaの鎮静法についてアグニの観点から考察しました。

• 先月の振り返り「梅雨の季節の過ごし方」から実践してみたこと
• 浄血を意識するPittaケア
• Pittaを鎮静する「血液浄化」ケア

料理（45分）

• グリーン・ライス
• 冬瓜のサンバル
• ルビースープ
• かぼちゃのサブジ
• なすのフムス
• シュリカンド(デザート)
  

蒸し蒸し暑くても、見た目の爽やかさと香りでぱくぱく食べられるハーブを使った緑色のライス、から酸っぱくてスイスイ入るサンバル、飲んだそばから浄化されるようなルビースープなど6点のご紹介です。

シュリカンドもとっても美味しくて、ヨーグルトを消化にやさしく食べられるのでぜひ試してみて欲しいです。

＊8月

座学（45分）

まだ暑い最中ですが、暦の上では「晩夏」です。これから悪さをし始めるPittaドーシャの予防として、助けてくれる味、甘味・苦味・渋味の説明や具体的な食材などをご紹介しました。

• 晩夏のPittaをケアする苦味とラサ
• Pittaを鎮静する苦味・渋味・甘味
  

料理（45分）

• ビーツとカルダモンライス
• 豆乳と空芯菜のカレー
• レンズ豆のダル
• 白瓜とウラッド豆のサラダ
• バターミルク
• アロエと梨のマリネ（デザート

血液を浄化する野菜といえばビーツ。カルダモンも合わせて爽やかなライスと、寄り添うと美味しい白いカレー2種類、瓜科の野菜や、消化力をUPさせるドリンクをご紹介しました。徐々においしくなってくる梨を使ったデザートもおすすめです。

 

お知らせ

・オンラインショップでワンコインで買える！レシピに合わせたスパイスセット
細々揃えるのが大変なスパイス。レシピに沿って計量したものをお詰めしてお送りするので、ご自宅で料理を再現しやすくなります。
こちらのスパイスセットは参加費には含まれておりません。
ご希望に応じて、こちらから購入してください

担当講師

小林静香